迷路

四季の流れに飲み込まれて

自分の身の進展をも望む

自然は勝手に変化していくというのに

それに感化されてしまうのは

僕らの周りには自然があふれかえっているからで

それに気づくのはふとした瞬間だし

自分まで変化する必要もないことに気づくのはもっと先

自分を強く持て

だとか言う人が世界中に散らばっているけれど

ただのテンプレートで

自分というのが何か分からないし分かるはずもない

こうして僕らは堂々巡り

かくいう僕も迷宮入り